2023.07.12

未然に防げ、熱中症！！

こんにちは！
西河鍼灸整骨院の坂本です
じめじめ暑い日が続きますね。
息子も汗をダラダラとかきながら遊び回っております。

こうなると気をつけないといけないのは、
熱中症ですよね。
今日はそんな熱中症のお話と対策のお話です。

 

まずは熱中症についてです。
今更ですが、復習も含めてお話します。

 

熱中症とは、
体温が上がって体内の水分や塩分のバランスが崩れたり

体温の調節機能が働かくなったりして、
体温の上昇やめまい・けいれん・頭痛などの

さまざまな症状を起こす病気のことをいいます。

 

体内の水分は目に見える汗だけではありません。
水蒸気として出ていく汗もあります。
そして体の水分は尿としても出ていくものも含まれます。

 

 

熱中症は重症度を3段階で分けて症状をみます。

Ⅰ度  :  軽度、応急処置で対応できる程度。
→・めまい、立ちくらみ
   ・大量の発汗
   ・筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
   ・意識障害は認めない

 

 

Ⅱ度  :  中等度、医療機関への搬送が必要。
→ ・頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感
   ・集中力や判断の低下

 

 

Ⅲ度  :  重症、入院して集中治療が必要となる。
→ ・意識障害、けいれん、手足の運動障害
   ・高体温(体に触ると熱い、いわゆる熱射病。)

 

 

Ⅱ度、Ⅲ度は本当に危険です！
Ⅰ度でも危ないです！
こうなる事を未然に防ぐことが大切です。
当たり前の話だと思いますが、
意外と意識しておかないと出来ないことですよね。

 

 

さてその意識してほしい対策
としてはいくつかあります。

 

①暑さを避ける
→日陰を歩いたり、帽子や日傘を使って直射日光を避ける。
   エアコンや扇風機を利用して温度・湿度を調整する。

 

②服装を工夫する。
→とにかく涼しい服装。外からの熱の吸収を抑えて体内の熱をスムーズに逃がす服装が理想です。

吸収性や通気性の高い綿や麻などがおすすめです。

 

③こまめな水分補給
→ 暑い日には知らずしらずのうちに汗をかいて体内の水分が失われているものです。のどが渇いてからでは遅いのです。

のどが渇く前からこまめに水分を補給することが大切です。

ただ、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物やアルコール類は利尿作用があるので水分補給にはなりません。
また、汗をかくと水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。水分補給だけではなく、ミネラルも補給するようにしましょう。

飴やラムネなど簡易的に摂取出来るものもあるのでおすすめです。

 

④暑さに慣れること
→ ウォーキングやランニングなどの運動で汗をかく習慣を身につけることも大事な予防法です。

 

最後に暑さ対策のお話です。
今はいろんなアイテムが世の中にはたくさんありますが、
やはり“冷やす”ということが大事だと思います。

 

 

その冷やすにも冷やす場所が大事です。
首、わきの下、太もものつけ根は大きめの血管が通っているので冷やすには効率のいい場所です。(A)

 

首はこういうアイテムもありますので、
簡単に冷やすことができて重宝します。(B)

 

 

リュックなど背負った時は特に、
背中にも熱がこもりやすいので薄い生地のものでポケットがあるなら
そのポケットに保冷剤を入れることで温度を下げることも可能です。(C)

 

 

対策方法は色々、工夫次第で熱中症を防ぐことができます。
生活に合った方法を取り入れて、
この暑さを乗り越えましょう♪

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