2023.01.25

無駄にはならない！

こんにちは！西河はりきゅう整骨院の坂本です。

あっという間に1月も下旬ですね。
毎日やる事が多いとより時の早さを感じます。
時間を無駄なく過ごしていきたいですね。
そんな今日は

手間にはなるけれど、無駄にはならないお話です。

 

 

＂骨端症＂という言葉を聞いたことはありますか？
骨端症とは、骨の成長に関わる骨端線が痛くなる疾患です。
スポーツをする成長期の学生さんに
よく起きてしまうスポーツ障害でもあります。
今回はオスグッド･シュラッター病を例にお話します。

 

 

オスグット･シュラッター病が起きる場所は、
脛骨の脛骨粗面(けいこつそめん)という部分で、
膝関節が関連しています。
主に跳躍やキックをする動作をよくするスポーツで起こることが多く、
繰り返し行うことで脛骨粗面についている大腿四頭筋に
脛骨粗面部が引っ張られて剥がれてしまったり、
炎症が起きて痛みが出る疾患です。
レントゲンや超音波、MRIなどで簡単に検査できます。

 

 

 

治療は痛みの強い時は、アイシングや患部周囲の筋肉を緩めたりして安静にします。
行っているスポーツも一旦中止となるケースが多いです。
痛みが落ち着いてきたら、

症状を診ながら大腿四頭筋のストレッチも始めていきます。
基本は安静にしていれば痛みは治まってくるケースがほとんどだと思います。

 

 

しかし、安静期間は人によります。
状態が悪ければ､
痛みが治まるのに時間がかかることも…
そうなると打ち込んでいるスポーツの復帰時期も遅れをとることになり
活躍のチャンスを逃してしまうことも、
ありえない話ではありません。

 

 

ではどうすれば？ということですが、
痛みが出る可能性を前もって予防しておくこと

が大切になってきます。
することは簡単！
頑張って練習した後にしっかりとケアを

してあげること。
スポーツで使う道具もお手入れしますよね。
それと同じで、身体もケアをしてあげる事が
オスグッド・シュラッター病などの

ケガの予防につながります。

 

 

そこで！
手間にはなりますが無駄にはならないストレッチの紹介です。
今回は手軽に立った状態で出来るものを説明します。

 

 

★大腿四頭筋のストレッチ★

 

→ 膝を曲げ足首を持ちます。

　上体が倒れないように気をつけて下さい。

　(ふらつきが出る場合は壁などの側でしてください)

 

 

 ↑ 太ももの前が痛気持ちいい程度になるまで曲げます。

 

 

 

↑  体が硬く足首を持てない場合はタオルなど使ってください。

 

 

 

↑  逆に体が柔らかい場合は、後ろへ持ち上げます。

 

 

 

↑ 余裕がある場合は、内と外も伸ばしましょう。

 

 

ストレッチは30秒を2〜3回するのが理想的です。

今回は膝のケガを例にしましたが、

ケガはどこにでも起きて、よく使うところに起きます。
ケガを未然に防いでスポーツを全力で楽しめるように、

手間をかけていきましょう♪

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