2022.08.31

四季の暮らし方

皆さんこんにちは！西河鍼灸整骨院の中村です(^^♪

 

8月も終わり、明日から9月！

すぐには涼しくなりませんが、確実に秋は近づいてきてますね。

 

中国医学における三大古典のひとつである『黄帝内経・素問』では、季節によって暮らし方を変えるように説いています。

 

今回はそれぞれの季節の暮らし方についてヒントをお伝えしますね。

 

 

◆万物が芽吹く『春』

 

ゆったりとした服を着て、のびのびと活動的に過ごしましょう。

過ごしやすい気温になるので、早寝早起きして散歩などを楽しむのもいいですね。

春の気である「生」を取り込んで元気になりましょう。

これに反すると肝を壊して、夏には冷え性になってしまいます。

 

 

◆万物がもっとも盛んになる『夏』

 

花が満開で実となる夏。

日が長いので少し遅く寝たとしても早く起きましょう。

開放的な気分になり、積極的に外での活動を楽しむと元気に過ごせます。

※しかし熱中症には注意！体温調整と水分補給をしっかり！

夏の気「長」に逆らって暮らすと、秋に体調不良を招きます。

 

 

◆万物が収束していく『秋』

 

早寝早起きして、行動もおとなしく内向的に。

気持ちを穏やかにして過ごしましょう。

食欲の秋ですが暴飲暴食しないように気をつけないとですね。

秋の気「収」に逆らって暮らすと肺が傷つき、冬になるとお腹をくだしやすくなります。

 

 

◆万物が閉じて隠れる『冬』

 

早く寝て、少し遅く起きて体力を温存します。

むやみに動かず、室内で静かに過ごしましょう。

寒くないように温かくすることも忘れずに。

冬の気「蔵」にあわせないと、春に腎を壊して足腰が衰えます。

 

 

年中、早寝早起きがいいのかと思いきや、季節によっては少しなら遅くてもいいと説いているのが意外ですね(笑)

 

一年通して健康に過ごせるように、季節にあった過ごし方を心掛けましょう♪

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